住宅ローンを利用するとなると、多くの方は家を担保にしなければならないと考えるかもしれません。
実は、金融機関によっては担保なしで住宅ローンを利用することができるケースがあります。
そこで今回は、無担保ローンのメリット・デメリットや、無担保ローンを利用するのにおすすめな方について解説していきます。
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無担保住宅ローンとはどういうもの？
「無担保住宅ローン」とは担保なしで利用することができる借入金です。
担保とは、融資してもらった人（債務者）がお金を返せなくなった場合の保証として、金融機関が財産である家を預かることを言います。
そもそも一般的な住宅ローンとは、家の購入資金を金融機関から融資してもらう代わりに、購入した家などの不動産を担保にして抵当権を金融機関に設定するというものです。
担保には2種類あり、時計や宝石など有形物を担保にする「物的担保」と、保証人や連帯保証人などの「人的担保」です。
金融機関は物的担保として家を預かり、抵当権を設定して強制的に売却する権利を得ることで万が一返済できなかったときに売却してお金を取り戻すようにしています。
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無担保住宅ローンを利用するメリットは？
無担保住宅ローンは担保なしで利用できるものなので、万が一返済が滞ったときに金融機関は大きな損をしてしまいます。
そのため利用するには条件が厳しく、金融機関によって違いはありますが、主に以下のようなものが挙げられます。
申し込み時の年齢が20～70歳未満で完済時は69～80歳以下であることや、一定期間勤続していて収入が安定していると見込めることのほか、団体信用保険へ加入できることや直近に借り入れの過去がなく督促を受けるなどしていないことです。
以上のような条件をクリアして利用することで次に挙げるメリットが受けられます。
無担保なので抵当権が自分のままで競売にかけられる心配がないことや、審査期間が短いため翌日から5日程度の短期間で融資が受けられることは、大きなメリットだといえるでしょう。
また登記の必要がないので司法書士費用や登録免許税などがいらないうえ、保証料や融資事務手数料も必要ない場合が多く、諸経費が安く済むのも嬉しいところです。
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無担保住宅ローンのおすすめの活用法
無担保住宅ローンには使途範囲が広いという特徴があります。
そのため一般的な住宅ローンでは審査が通らないような古い家でも購入でき、別荘やリフォーム資金として利用することができます。
また、住宅ローンの借り換えに使うことで、月々の返済額を減らして担保を外すことも可能です。
ほかにも、何らかの理由で抵当権を付けたくない方、外したいという方にもおすすめになります。
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まとめ
無担保ローンは、担保なしで利用することができる住宅ローンのことです。
担保がない分条件が厳しいですが、抵当権を変更することなく購入資金が借りられるうえに諸経費が安く済むなどのメリットがあります。
また使途範囲が広く、古い家や別荘の購入資金や、家のリフォーム資金としても使うことが可能ですので、さまざまな使い方を検討している方にはおすすめです。
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