マンションの購入を検討しているときに、不動産会社の広告などで「メゾネットタイプ」という表記を目にしたことがありませんか？
近年増えているメゾネットタイプのマンションは、「利用しやすくてお洒落」という点から人気があります。
メゾネットタイプのマンションには、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
マンション購入の際にメゾネットタイプを選ぶメリットについて
メゾネットタイプとはマンションやアパートなどの集合住宅で、室内に2階に行くための階段があり、2階建ての戸建てのようなつくりになっているのが特徴です。
メゾネットタイプのメリットには、次のようなものがあります。
一戸建てのような住み心地を味わえる
住居内に階段があって1階と2階の両方が自宅であるため、まるで一戸建てのような住み心地を味わうことができます。
生活にメリハリをつけることができる
1階と2階の二層になっているため、食事をする空間やくつろぐ空間、寝室となる空間などを分けやすく、生活にメリハリをつけることができます。
騒音を気にしなくてもいい
子どもがいる家庭の場合、子どもの歩き回る足音が下の階の部屋に響かないかと心配になります。
メゾネットの場合は下の階も自宅であるため、騒音を気にする必要がありません。
開放感が得られる
高い位置に窓が設置されていたり吹き抜けがあったりするデザインが多いので、開放感を得たいという方におすすめです。
マンション購入の際にメゾネットタイプを選ぶデメリットについて
メリットの多いメゾネットタイプですが、デメリットもあるということを覚えておきましょう。
光熱費がかかる
室内に階段があるため、冷気や熱が上の階へと逃げやすくなります。
そのため、エアコンの効率が悪くなり光熱費が高くなる可能性があります。
階段の昇り降りが億劫
室内の移動には、階段の昇り降りをする必要があります。
毎日の昇り降りが億劫になったり、お年寄りには負担に感じられたりします。
家具の搬入が難しい
引越しのときや新しい家具を購入したときに、階段の幅よりも家具が大きい場合、1階の入口からの搬入ができない場合があります。
クレーンを使ってベランダから搬入しなければならない場合、追加料金が発生するので注意が必要です。
まとめ
マンションを購入するときに、メゾネットタイプを選ぶ人が増えています。
メゾネットタイプのマンションは室内に階段があって2階に上がることができるため、2階建ての戸建てのような広々とした開放感のある生活が期待できるメリットがあります。
一方で、エアコンの効きが悪くなったり階段の昇り降りが大変だったりと、さまざまなデメリットがあるということも把握しておきましょう。
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