土地は正方形や長方形などの整った形状ばかりではありません。
三角形やL字型など不整形な土地も多いものです。
旗竿地と呼ばれる土地も不整形地の一つで、特徴的な形をしています。
デメリットが多いと考えられがちな不整形地ですが、メリットもあります。
土地を探して家を建てることを検討している方にとって、旗竿地のことも知っておいて損はないでしょう。
メリットもあればデメリットもある旗竿地とは
旗竿地とは竿に旗がついているような地形の物件のことで、道路に接する部分が細長く、その先に家を建てる敷地があるのが特徴です。
ポイントは道路に接している土地の幅が狭いことです。
都心部に多いのも特徴の一つで、広い土地を売りやすい手頃なサイズで分割して販売した結果、このような特徴的な形状の土地ができることが多いとされています。
敷地に向かう道になる部分が狭いため、その部分を駐車スペースにするなどうまく利用しないと、無駄なスペースになってしまうこともあります。
家を建てる際、敷地に向かう道が狭いと工事車両などが入りにくく手間がかかったり、ガス管や水道管を引き込む工事に通常よりもコストがかかったりするのもデメリットでしょう。
しかし旗竿地とはそういったデメリットだけの土地ではありません。
家を建てる部分は道路から離れるため、静かな環境で暮らせるメリットもあります。
車の騒音や排気ガスなども気にせず生活ができるでしょう。
旗竿地はデメリットばかりではない!値段が安くなるメリットも
値段が安くなることが多いのもメリットです。
土地は整形地か不整形地かによって土地の査定額が変わることが多く、旗竿地のような不整形地は、同じ広さであっても整形地より坪単価が低い傾向にあります。
土地が安く手に入れられれば、その分で建物や内装に費用をかけることが可能です。
少しでも安い値段で土地を手に入れたい方は、検討されてみるとよいでしょう。
メリットもある旗竿地だがデメリットは日当たりを得にくいこと
デメリットとして注意しておきたいのが、日当たりを得にくいことです。
旗竿地は周囲に建物が立っている、もしくは建つ可能性が高いケースが多いため、日が当たりにくいことが多いです。
また、建造物によって風通しが悪くなるデメリットもあります。
日当たりが悪いと気分も暗くなってしまうものなので、日当たりがよい方向などを確認し間取りや窓の位置などに工夫が必要です。
1階よりも2階のほうが日当たりがよいことは多いので、リビングなどを2階にするのも対策の一つでしょう。
風通しについても、吹き抜けにしたり、高窓を設置したりするのもおすすめです。
可能であれば3階建てにするという方法もあります。
2階をうまく利用することで、周囲の建物に影響されず、光と風を家のなかに取り入れることができます。
まとめ
不整形地である旗竿地は土地の値段が安いのが魅力です。
道路から離れたところに家を建てるので、騒音などを気にせず静かに暮らせるのもメリットです。
日当たりや風通しが悪いことも多いですが、日が入る方向などを確認し間取りや窓の位置などを工夫すれば、快適に過ごせる家づくりができるでしょう。
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