住宅の収納設備のひとつとして挙げられる床下収納は、便利な設備ではありますが「本当に必要なのかどうか」は人によって異なります。
今回は床下収納のメリットおよび注意点やデメリットを挙げていきますので、あなたが住宅選びをする際に「床下収納は自分たちに必要か」を判断するための参考にしてください!
住宅に床下収納設備があることによって得られるメリット
住宅に床下収納設備があることによって得られるメリットとしては、おもに以下のようなものが挙げられます。
●居住スペースを削ることなく収納スペースを増やせる
●床面に蓋があるので目立たない
●床下収納の中身を外から見られる心配がない
●年に数回しか使わないものや買いだめした日用品のストックなど幅広く活用できる
●床下収納庫本体を取り外せば、床下点検口としても使えるので、床下に何らかのトラブルが発生したときや確認が必要なときも床下収納設備があると対応が楽
収納スペースの少なさに困っている人、あまり人に見られたくないものを収納できるスペースを探している人には床下収納は特にメリットが大きい収納設備といえるでしょう。
床下点検口として利用できるという点も「いつでも床下の状態を簡単にチェックできる」という安心感につながります。
住宅に床下収納設備をつけることの注意点やデメリット
住宅に床下収納設備をつけることによる注意点やデメリットとしては、おもに以下のようなものが挙げられます。
●蓋部分にはどうしても周りの床との段差がわずかにできてしまう
●床下は外気の温度や湿度の影響を強く受けるので、湿気などのリスクが高くなる可能性もある
●床下収納の扉部分は、周りの床と比べると強度が落ちてしまい、年数がたつとともに蓋部分を踏むと床鳴りするようになるリスクも高く、そうなった場合は補修も必要
●目立たない収納設備だからこそ普段は存在を忘れがちで「一度床下収納に入れたものは何年も入れっぱなし」という状態になりやすい
●収納したものが上からしか出し入れできず、特に重いものを収納した場合などは出し入れに苦労する
このなかで特に注意すべきは、湿気のリスクです。
床下収納庫内がジメジメしていると、庫内に収納しているものにも悪影響が出てしまいます。
床下収納庫内に新聞紙や乾燥材を置いて定期的に取り換えるなどして、湿気の悪影響を減らすようにしましょう。
まとめ
今回は住宅の収納設備のひとつである床下収納について、おもなメリットおよび注意点・デメリットを紹介しました。
多くの人にとって「あって困る」収納設備ではなく、むしろ「あったほうが嬉しい」設備ではありますが、注意点やデメリットがないわけではありませんので、その点はきちんと理解しておきましょう。
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