住みやすい家の特徴には、よい間取りであること、動線が確保されていること以外にも、断熱性能・気密性能に優れていることなどがあげられます。
断熱性能や気密性能に優れた家は、部屋の温度が適温に調整しやすいからです。
では、具体的にどれくらいの温度が適温なのでしょうか？
この記事では、寝室に適した温度や湿度についてご紹介いたします。
戸建ての寝室の適温は何度？夏と冬で良質な睡眠をとるための温度は違う！
寝苦しいと、睡眠の質は悪くなります。
睡眠の質に関係しているといわれるのが、枕・マット・環境です。
睡眠の質を上げるための環境で大切なものに、室温があります。
寝室の適温といわれているのが、夏は29度以下で冬は13度以上です。
これくらいの室温で布団に入ると、布団の中が30度程度になるといわれています。
暑すぎず寒すぎない室温をキープするのは、とても重要です。
寝ている間だけではなく、就寝前に部屋が暑すぎたり寒すぎたりすることは、睡眠の質を下げることがあります。
睡眠の前には、適温にしておくといいでしょう。
寒すぎると利尿作用が働いて、トイレが近くなることがあります。
トイレに行くために布団から出なければいけないので、せっかく温まった布団の中の温度も下がってしまうでしょう。
また暑すぎると、汗をかいて寝苦しく感じてしまうかもしれません。
布団の中が蒸れると、体感温度が上がってしまいます。
夏と冬の適温はありますが、寒がりの人はやや暖かく、暑がりの人はやや冷やしておくのもおすすめです。
温度が適温なだけではだめ？戸建ての寝室に適した湿度にも注目！
寝室の温度で良質な睡眠がとれるか変わってくると紹介しましたが、湿度も大切です。
乾燥している部屋では喉が渇きやすく、眠りを妨げてしまうかもしれません。
湿度が高い部屋では汗をかきやすく、寝苦しさを感じるでしょう。
寝汗で体を冷やしてしまい、体調を崩すこともあります。
一般的な部屋の適切な湿度は、夏は50%程度で冬は60%程度です。
部屋が適温なら、50%程度の湿度がいいといわれています。
湿度の調整には、自動で湿度を調整してくれる加湿器や除湿器があると便利でしょう。
また、湿度が高くなりすぎて窓に結露ができる場合、断熱シートを利用するという方法もあります。
乾燥が気になる部屋は、隙間風が原因かもしれません。
窓周辺の隙間風が気になるなら、長めのカーテンに変えるといった対策もおすすめです。
まとめ
良質な睡眠をとるためには、室内の温度や湿度も大切です。
これから戸建ての家を建てるなら、室温や湿度が調整しやすい断熱性能・気密性能に優れた造りにするといいでしょう。
建築後も、リフォームで性能をある程度アップさせることができます。
住みやすい家を検討する際は、ぜひ温度や湿度といった室内環境にも目を向けてみてくださいね。
センチュリー21ハウスパートナーでは、岸和田・貝塚・泉大津、泉州地域での不動産をご紹介しています。
住まい探しでなにかお困りでしたら、お気軽に当社までご相談ください！
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓
